日本のパスタ発祥「ニューオークボ」 – 柏でよりみちアディショナルタイムズ編集部

日本でも多くの人が好んで食べているパスタ。中でも日本人にとってもっともなじみ深い乾燥スパゲッティ。これ、日本で製造されているものの中には、イタリアではスパゲッティの定義から外れているものがあるって知ってました？実はイタリアのパスタに関する法律では乾燥スパゲッティの原料はデュラム小麦のセモリナ（粗挽き）粉100%であること、更に麺の成型は押出しじゃないといけないと、決まっているんですよね。日本はその辺の規定が比較的ゆるやかなので、デュラム小麦のセモリナ以外の小麦粉を使っているところも多いのだそうです。

~柏はパスタの街~

イタリアの伝統的な押出し製法を継承し、独自の低温熟成工程・低温長時間熟成乾燥工程にこだわり、厳選されたデュラム小麦のセモリナ(粗引き)粉100％で90年以上にわたり本格乾燥スパゲッティを作り続けているのが、株式会社ニューオークボです。前身である「大久保マカロニ」からパスタマシンを譲り受けた伊藤敏光氏が会社をリニューアルし創業、大久保の名を受け継ぎ、新しい大久保、「ニューオークボ」として生まれ変わりました。

柏に「パスタのまち」と呼ばれる日が来るかもしれない――そんな期待を抱かせるのがニューオークボです。イタリアンのシェフやレストラン関係者に知られる存在でありながら、意外と地元の人には知られていない穴場。実は一般の人でも気軽に立ち寄れる直売所があり、気になって行ってきました。

モッチモチのパスタがうまれる工場

東武野田線 – 高柳駅から歩くと25分くらい？
最近、駅の近くにシェアサイクル Hello Cycling が導入されたのでそれだと5~6分ほどの位置にニューオークボの新工場が見えてきます。それよりも脇の道を奥に入っていくと小さなコンテナ店があります。そこが直売所。

生パスタとソースの種類が豊富

販売スペースには、パスタがずらりと並びます。定番のスパゲッティ1.7mmはもちろん、フェットチーネ、ラザニア、ショートパスタなど種類も豊富。ついつい買いすぎてしまいそうになります。冷凍のソースや常温トマトソースなども販売されており、そのまま今晩の献立が完成しそうなラインナップ。もちろん発送もできるから安心して買えます。

通常の1.2 ~ 1.9mmの太さのパスタと食塩不使用の特別仕様のパスタもあり全種類を選べることができるのは直売所の魅力です。

圧巻の業務用2.3mm

編集部的には、ニューオークボのパスタの魅力が伝わるの太ければ太いほどよく伝わると思っています。そこで、他では買えない『業務用2.3mm』が最上のおすすめです。他のお土産やでは扱っていない、オフィシャルならでは！です。
おそらく皆さんが想像するスパゲッティの食感を軽く超えてくる圧倒的なモチモチ感。
これが乾燥スパゲッティ？？と思わずパッケージを2度見するはず。

道の駅しょうなんでも、「柏のもちもちパスタ」ブランドで2.3mmを販売しているので、よかったらお買い求めくださいね！